先輩社員インタビュー

初のシステム制作

プレゼンをする男性

開発事業部 M君

2018年度新卒採用にて入社した、M君に話をお聞きしました。
入社して4ヶ月を過ぎた頃、初めて某製作所の鍵管理システムを作成し、設計から提出までを行った時の事をお聞きしました。
何もかもが初めての状況で緊張はなかったのでしょうか?
また、このプロジェクトを通してM君が学んだ事は何でしょうか?

気付きと反省点

重要だと知った、ニーズの把握と設計

キーボードとノート

どんなページを作りたいか、どんな機能を付けたいかをお客様からのニーズをヒアリングしながら、こちらからも、どんなシステムにすると良いか、どんな機能が便利かを考え、ご提案します。私がこの案件を担当した時は、ヒアリングは先輩が行い、その内容を聞いて設計・プログラミングを行うという形でした。
自身の趣味でプログラミングを行う際は、ヒアリングはもちろん、設計書なんて作る事はありませんでした。それまで経験した事のない大きなプログラムだったため、自分の中で大まかな設計を行って開発を始めたつもりだったのですが、後々「まだまだ設計が足りなかった」「もっとこうすれば、便利だった」と思うことがあり、ヒアリングと設計は重要だと痛感しました。

考えていた動きと実際にできた物のギャップ

プログラミング画面

設計やデザインを元に、HTMLコーディング・プログラミングをしていきます。
お客様の要望は、「鍵を管理するために、複数の数字のランダムな組み合わせをランダムな並び順で何十万パターン程度生成し、CSVファイルにして出力するシステムを作って欲しい」という物でした。
元々ロジックを組む事には自信があり、どうプログラムを作れば良いかまではすぐに浮かんだのですが、実際に動かしてみると、何十万という物量からあっという間に処理が重くなり、結果が出力されるまで半日かかるという、とんでもないプログラムができてしまいました。
少しでも処理を早くするために色々と試してはみたものの、自分では中々改善点を見つける事ができませんでした。
そこで一度先輩にコードを見てもらった所、次から次へと改善点を見つけ出し、最終的には処理時間を最大1時間程度まで抑える事ができました。
この経験を通して、ただ動くだけでは理想的なプログラムとは言えない事、より良いプログラムを作るための着眼点など、多くの事を学ぶ事ができました。

完成から4ヶ月たった今

入社してから4ヶ月で、とても貴重な仕事をさせてもらいました。
HTML作成だけをする。プログラミングだけをする。それだけではなく、ヒアリングから設計書作成、プログラミングやバグチェックはもちろんのこと、制作のプロジェクト全てに係わることにより、他では得られないスキル・知識が身についたと思います。
システムの方は、本番反映前のバグチェックもあり、問題なく動いているようで、安心しています。
今後も頑張って仕事を覚えていきたいと思います。

社員の声